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ほか、雑誌、わいわい(05年3月28日版) 芸術新潮 2000年2月号 ![]() 新潮社 (表紙のコピーがスゴイぞ) 特集 仰天日本美術史「デロリ」の血脈 責任編集・丹尾安典 「ワビ・サビ」なんかブッ飛ばせ! 日本美術に脈々と流れていた強烈で、エグく、妖しく、ギトギトの血――それが「デロリ」だ 常識的な美に飽きた全ての”デロリスト”たちに捧ぐ、革命的デロリ宣言 (大扉目次もスゴイぞ) グラフ これがデロリの世界だ ◆デロリは肉塊である◆デロリはケバい◆デロリはバタ臭い◆デロリは魔界の住人である◆デロリは排泄する◆デロリはどくどく血を流す 闇のうたげに舞えよ、デロリ! 文・丹尾安典 岸田劉生が”発見”した「デロリ」の美は、さまざまな時代にマグマのごとく噴出し、日本美の整然たる流れをかき乱す仰天日本美術史、これより本番! 第1章 岸田劉生のデロリ開眼 ・600年後のほほえみ返し・死を見つめる恍惚・人間だもの――血潮と性具 第2章 お嫌いですか? 濃ゆくてエグいもの ・巨匠たちの赤裸々なケレン・明治工芸――これみよがし100% 第3章 召しませ、和洋不調和コッテリ味 ・キモカワイイ石版画の子供たち・オーマイゴッドな晴れ姿!・西欧堂田善のひょろりんデロリン・和洋のギャップが美味しい明治画・日本画モナリザ観音・堂々と土着の風情をさらす腰巻裸女 第4章 淀み・暗がり・不潔の底力 ・魔物たちの影を慕いて・汚濁のただ中でもがいた秦テルヲ (特集扉もスゴイぞ) 「デロリ」とは何か? それは、濃厚で奇怪、卑近にして一見下品、猥雑で脂ぎっていて、血なまぐさくもグロテスク、苦いような甘いような、気味悪いほど生きものの感じを持ったもの――岸田劉生が”発見”した「デロリ」の美は、古くからさまざまな時代にマグマのごとく噴出し、日本美術史の整然たる流れをかき乱す!」 (詳細後送) |