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ガツン写真棚 魚屋の風景

東京下町系「荒川区東日暮里の魚や」




やはり同じ東京でも、下町つまり「川の手」「海の手」と山の手では、魚食の歴史がちがう。下町では「魚食」が生活に深い根をはっているのを感じる。古い大衆食堂へ入っても感じるが、街の古い魚屋のたたずまいにも感じる。それは東京の前身、江戸の町のガツンな庶民の、かすかな息づかいなのかも知れない。ま、それも、いまのうちか?

04年8月6日撮影、荒川区東日暮里。三ノ輪に近い。「遠太」の近所。遠太は、この夏、いつ行っても閉まっていた。この近くに、もう一軒大きな魚屋がある。もちろん大きなスーパーもある。

(04年10月7日掲載)